ジフルカン使用時の注意点

ジフルカンは、特にカンジダとよばれるカビの一種が感染したことで起きる、カンジダ症というさまざまな症状に有効とされています。
ジフルカンの対象となるカンジダは、おもに体の皮膚や粘膜に寄生して病気を引き起こすため、体に白や赤の斑点が生じたり、かゆみや痛みなどをともなうことがあります。
このジフルカンを1日1回だけ内服すれば、ジフルカンの有効成分が、カンジダの細胞膜に対して影響を与えたり、その合成を阻害したりする作用があるため、カンジダが体内で増殖できなくなって、やがては症状も快方に向かいます。
このジフルカンは、副作用についてはそれほどないとされているものの、やはり使用上の注意事項はきっちりと守らなければなりません。
例えば、これまでに薬物過敏症の症状がみられた人は、アナフィラキシー・ショックとなり、意識がなくなるなどの一刻を争う状態となることがあるため危険です。
また、腎障害のある人については、病院であればクレアチニン・クリアランスという検査を行った上で投与する間隔を調整することになりますが、そのまま通常の用法・用量での投与を行った場合には、血中濃度が持続してしまい、副作用などが出やすくなってしまいます。
肝障害がある人については、有効成分との相乗効果で逆に病気を悪化される可能性があります。
心疾患のある人についても、心室細動などの副作用があわわれることがあります。
こうした既往症などがわかっている人については、基本的には自己判断で服用しないようにして、かならず医師の意見を求めた上でというのが基本となります。
また、ある種の薬剤との相性が悪く、例えば睡眠薬ハルシオンとジフルカンを併用すると血中濃度の上昇、作用の増強などの効果がみられるため、副作用のおそれも強くなります。